2009年11月22日日曜日

ウマに跨る5歳の勇姿

杉並の井草森公園で恒例の乗馬体験をさせて貰った。
この乗馬会は「わたぼうしの会」という発達に障害があるお子さんを持つご父兄のグループが主宰している。
いわゆるアニマルセラピー。
ウマは青梅の方からトラックで3頭やってくる。
人間と触れ合うために育てられた、とても穏やかなウマたち。

わが家は縁があって子供が生後6ヶ月の頃から参加させて貰っている。
発達障害のあるなしにかかわらず、子供がウマに身を委ねるには大小のハードルがある。
うちのチビ2人のハードルは相当高かった。
特に5歳男は通算10回近く参加しているはずなのに、今年四月に参加した時もべそをかいていた。
その子が今日、突然男になった。
前日に七五三を祝い、地元の神社で祈祷をしたからか!!?すごい効き目。
綱を引くおじさんとのトークを楽しみ(というより質問攻めにし)
親の方を振り向かずパッカポッコパッカポッコと行ってしまった。
母取り残される・・・
自分の順番が終わると、みんなが馬に乗る様子を観察している。
障害がある中学生くらいのお兄さんが、
「馬に乗りたい気持」と「怖いと思う気持」の間で揺れて、その胸の内を素直に一生懸命言葉にするのを、一生懸命聞いていた。
この五歳児は何を思って聞いていたんだろう。
「おにいさん乗れなかったね、どう思った?」と聞いてみた。
速攻「分からない」との返事。
それでいいんだよ。わたしだってわからない。
わかるのはお兄さんが乗らなかったという事実だけだね。
分かった振りをする大人にならないことが大切なんだよ。


2009年11月21日土曜日

七五三お祝い@杉並・大宮八幡宮

カメラマン一家のわが家も、
自分のお子の七五三お祝いをしました。

いつも「かぼふぉと」で出張撮影するのとは違って、
神社(杉並・大宮八幡宮)へお参りする前に自分たちでスタジオセットを立てて撮影してみました。

朝、炊飯器のタイマーにお願いしてお赤飯を炊き、
近所の貸しスペースで自分たちでスタジオセットを組んで
娘を美容院で着付けさせて、5歳児をスーツでおめかしさせて、
おじいちゃんおばあちゃんにも手伝って貰って
なんとか自分の家族をスタジオセットで記念撮影しました。

当日はもう朝から大騒ぎ。お昼の時点で両親はボロボロ。

しかしながら嬉しい誤算もありました。

7歳娘が着物を嫌がらず、1日嬉しそうに過ごしてくれました。
親の自己満だけにならずに本人が喜んでくれたことが何より嬉しい七五三お祝いとなりました。

7歳ともなると女の子は晴れ着に気持ちが上がるものですね♪
「かぼふぉと」の出張撮影でもモデルさんみたいに満足するまで撮ってあげたいな〜としみじみ思いました。


2009年11月19日木曜日

においのある一角

大人になったいつ頃からか定かでないけど
渋谷で時間を潰したいとき、雨でも歩道橋を渡って桜丘町へ行く。

渋谷でも食べ物等の入り交じったにおいのする一角。
相方もスキである。
海外に行っても大抵こういうにおいのする一角に足を運び
ブラブラ散歩しながら撮影する。


マキねえは桜丘町の半住人。
知り合った場所は桜丘町ではないのだけど、同じにおいを好むタイプだろうな・・・とおもったら
やっぱり生息域が桜丘町だった。

マキねえの東京のお父さんは親方。

今日の昼食は桜丘町の某ビルの地下にある親方のお店でとる。
親方は美味しい食事と一緒に昼から心地よいギリギリトークを提供してくれる。

万国共通、こういう場所は本当に落ち着く。

桜丘町も親方の店も町のにおいも、このままずっと何年ものこりますように・・・


2009年11月17日火曜日

お土産

相方がお料理の撮影のした日はお土産を頂くことが多い。
お料理の撮影に集まる方々は旬のもの、美味しいものをよく知っている。

今日お土産で頂いてきたのは美味しいパンと小豆島オリーブの新漬け。

早速パンの方を夕飯時に家族で頂いた。
家族好みのもっちりふんわり感。
あっという間に半斤が家族各々の胃に収まってしまった。

近年、噛めば噛むほど味がでる通好みのハードなパンを試したり頂いたりすることが多かったけど、
今日頂いた「パンとエスプレッソと」のパンは
本当に老若男女が喜ぶ、守備範囲の広い味と食感だと思う。

近々お店を探しに行ってきます。


2009年11月16日月曜日

世に問う組み合わせ

私も相方も果物を使うお料理は食べるのも作るのも苦手だけど、
私が唯一、感心した事があるのは柿の白和え。

今から15年くらい前、真鶴の民宿で初めて出会った。
柿の中身をくりぬいた器で出てきた初めて見るパターンの白和えに二十歳そこそこの私はたじろいだけど、
口に運んでみると、その組み合わせの絶妙なバランスたるや衝撃的だった。

そんな記憶を掘り起こして今晩作ったのは「柿とカブと春菊のサラダ」
自家製だし醤油とお酢をパパッと軽く和えただけ。

結構イケていると思うのですが、相方は
「この組み合わせ有りだと思うけど、悪くないけど、・・けど・・・けど・・・けど・・・」
韻を踏むかんじでディクレッシェンドしていた。